ボールタップの浮き玉には、ポリエチレンなどの軽い素材が使用されています。常に水面にあるため劣化が早く、2~3年で止水能力に劣化が見られる場合もあります。 劣化のため給水に異常があると、給水が止まらず水があふれてしまいます。そのため、オーバーフロー管を設置します。
ボールタップはタンク内の水量のバランスを知らせ、給水のコントロールをする重要な設備です。給水の異常などが出たときには大きな事故となる可能性もあります。事故を未然に防ぐため、故障の有無、交換の時期には注意が必要です。止水能力の劣化が生じやすい2~3年を目安に交換を考えるといいと思います。