皆さんこんばんは!
今回は、ポンプ内部の水が外部に漏れるのを防ぐために使用されるメカニカルシールとグランドパッキンの違いについてご紹介します!
両方とも用途は同じなのですが、メカニカルシールはグランドパッキンに比べ外部に漏れる水の量が限りなく少ない事が特徴です。
スプリングが付いているため、経年による増し締めも不要でありメンテナンスの頻度もグランドパッキンに比べほとんどありません。
一方グランドパッキンは繊維に潤滑油を染み込ませた物であり、ポンプの回転によって焼きついてしまわないようにメカニカルシールよりも多くの水を漏らしながらポンプを運転する必要があります。
またメカニカルシールと違い経年により摩耗していくので、漏れ量が多くなってくると増し締めが必要になり、グランドパッキンそのものの交換も定期的に必要となってきます。
初期費用こそメカニカルシールの方が高価ではありますが、メンテナンスや耐久性の事を考えるとメカニカルシールにしておくといいのかなとも思います。
それでは今回はこの辺で!