フロンガスは1928年に作られた化学物質です。
燃えにくく、分解しにくく、人に無害である性質を持っているガスです。身近な電化製品などに使用されていましたが、分解しにくい性質のため長期間かけて上空を漂いオゾン層を破壊していました。
そこで開発されたのが従来のフロンガスよりも環境に影響を及ぼしにくい「代替フロン」というもので、HCFCとHFCの2種類があります。
その後さらに改良が加えられ「新代替フロンHFC」というものが開発され、冷蔵庫やエアコンなどにも使用されています。
とはいえ地球温暖化効果がないわけではないので、製造・使用も中止すべきだという声があがっているのが現状です。